らぴすむかしばなし
昔々あるところに羅比州という山がありました。
そこでは覇王白獅子を中心に獣や獣人が鍛練をしながら暮らしていました。
最近はタンゲおじいちゃんの痴呆が激しくて弟子にクイックの術を教える方法を忘れてしまったようです。
すると悪そうな奴は大体友達でも友達大体死んじゃってる山の荒くれ者豪虎君が故郷を荒らしに帰ってきました。なんてやつだ。
ここで白獅子と豪虎のキャットファイトが始まるのですが謎の能面軍団の襲撃を受けてしまいます。
1/3/10アンタッチャブルの女は比類ない強さを発揮して山を荒らし、6/3/3の女は味方を補食し命を削ってきます。
すると、故郷の惨状をみかねて心を悼めた豪虎が白獅子との合体を申し出ます。映画版のじゃいあんですはい。
仮面の軍勢に対抗すべく白獅子と豪虎は合体します。その名を覇獣獅子王。
眩い光に包まれて生まれたその姿は豪虎の俊敏さも白獅子の力強さも失った憐れな姿でした。
覇獣獅子王は泣きました。
破壊される故郷を見て泣きました。
己の無力さに泣きました。
ウォーブレプレイヤーはその性能を笑いました。
そんな可愛そうな獅子王をみかねて神様が彼に力を与えました。
獅子王は喜びました。
ウォーブレプレイヤーは微妙な空気になりました。
アゴウは泣きました。
そして神に与えられた力を以て仮面の軍勢を打ち破り山には平和が訪れました。
めでたしめでたし。
そんなときウォーブレプレイヤーはこの山の娘セツナの拳で涙を流していましたが、それはまた別のお話し。